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立春を過ぎ、暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
2月といえばバレンタインデー。
街が華やぐこの季節、大切な人と過ごす方も、暖かいお家で自分時間を過ごす方も、たまには「愛のカタチ」について考えさせてくれる映画はいかがでしょうか?
今日ご紹介するのは、私の大好きな宝物のような映画『エターナル・サンシャイン』。
公開から20年以上経った今も色褪せない名作です。
あらすじ 記憶を消した恋人と、消したくなかった想い

この映画の始まりは、少し不思議で切ない設定から始まります。
もうすぐバレンタインという季節のお話。喧嘩別れしてしまった恋人・クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が、記憶除去手術を受けて自分との思い出をすべて消したことを知ったジョエル(ジム・キャリー)。ショックを受けた彼は、自分も彼女との記憶を消そうと同じ手術を申し込みます。しかし、睡眠中に記憶が一つずつ消されていく中で、ジョエルは気づきます。
「嫌な思い出ばかりだと思っていたのに、こんなにも愛おしい瞬間があったなんて……!」
彼は消えゆく記憶の中で、彼女の手を惹き、必死に逃げ回ります。
不器用な愛を丁寧に描いたキャスト・スタッフ
ジョエル役を演じるのはジム・キャリー。コメディとはまったく違う、内省的で繊細な演技が印象的です。
クレメンタイン役のケイト・ウィンスレットは、髪の色を次々に変え、自由奔放ながら孤独を抱えるヒロインを演じます。
この二人の素晴らしい演技が「完璧ではない恋」のリアルさを見事に描いています。
脇を固めるのはキルスティン・ダンスト、マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、となんとも私のツボにはまってしまうキャスティングなんです。
監督はミシェル・ゴンドリー、脚本は本作でアカデミー賞脚本賞を受賞したチャーリー・カウフマン。脚本と映像もまた秀逸。物語の中へぐいぐいと引き込まれていきます。
映画を彩る音楽たち
『エターナル・サンシャイン』を語るうえで欠かせないのが、美しくも切ないサウンドトラック。音楽を手がけたのは作曲家ジョン・ブライオン。静かなピアノとやわらかなストリングスが、ジョエルの内面の揺れや、記憶がほどけていく儚さを見事に描き出しています。特にラストに流れるベックによるカバー曲 “Everybody’s Got to Learn Sometime” は、観る人の心に余韻を残してくれる名曲。
映画を観たあとにサウンドトラックを聴きながら、もう一度余韻に浸るのも楽しみのひとつです。
バレンタインに贈る、“不完全な愛”へのエール
『エターナル・サンシャイン』は、恋愛の「きれいな部分」だけでなく、揺れや痛みもそっと肯定してくれる映画です。単なるハッピーエンドの恋愛映画というわけではなくて「痛みがあるからこそ、喜びが輝く」という、人生の喜びを教えてくれる作品なのです。見終わった後にはじんわりと暖かい思いが胸に広がっていきます。もう恋愛とは無縁な生活を送っている現在ですが、今でも私の中で大切な作品です。
“記憶は消せても、心が感じた「ぬくもり」までは消せない”そんな優しいメッセージが、バレンタインデーに届きますように。


