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美味しそうな旬のさつまいもが店頭に並び始めた今日この頃。我が家でも体に優しくヘルシーなおやつで子供たちにも人気の焼き芋。ふかしたものとはまた違う濃縮された甘みとさつまいもの風味が美味ですよね。
焼き芋に向いているさつまいもの品種5選やダッチオーブンで作る石焼き芋や家庭でできる簡単な焼き芋の作り方、現在焼き芋の第4次ブーム!ということで今までの焼き芋ブームの歴史まで調べてみました。

焼き芋におすすめの品種5選
焼き芋の味わいは、使うさつまいもの品種で変わります。お好みに合わせて選んでみてくださいね。
• 紅はるか(べにはるか):近年人気が高まっており、糖度が高くねっとり系。「今までのさつまいもよりもはるかにおいしい」というのが名前の由来です。
• 安納芋(あんのういも):鹿児島県・種子島産が有名。水分が多く、焼くとトロッとした食感と強い甘みが特徴。「ねっとり系」の代表で、冷めても甘さが続きます。
• 鳴門金時(なるときんとき):徳島県特産のほくほく系。栗のような上品な甘みで、焼き芋はもちろんスイーツ作りにも最適です。
• シルクスイート:なめらかな舌触りが名前の通りシルクのようで、上品な甘さです。スイーツ作りにも適しています。
• 紅あずま:ほくほくした食感で昔ながらの焼き芋感を味わいたい方におすすめ。甘さは控えめで、料理にも使いやすいです。
ダッチオーブンで作る本格石焼き芋
①鍋やダッチオーブンに小石(焼き芋用の石はホームセンターでも購入可能、熱に強い黒い色のものがおすすめ)を敷き詰めます。②しっかり洗ったさつまいもを石の上に直接のせ、フタをして弱火で40分~1時間焼きます。ホクホクに仕上げるためにダッチオーブンの蓋は少しずらしておきましょう。皮の表面にしわができて竹串がすっと刺されば完成です。
石焼き芋は熱した専用の石を使い、遠赤外線効果でじっくり加熱するため、皮は香ばしく、中はとても甘く仕上がります。キャンプで挑戦してみるのも楽しそうですね。


家庭でできる簡単焼き芋の作り方
オーブンやトースターでも美味しい焼き芋が作れます。ここでは簡単な方法を2つ紹介します。
オーブンで本格派
①さつまいもをよく洗い、水気を軽く拭き、アルミホイルで包みます。②160〜170℃のオーブンで約60〜90分じっくり焼きます。竹串がスッと通れば完成です。
トースターで手軽に
①中くらいのさつまいもをよく洗い、アルミホイルで包みます。②およそ800W(230℃前後)で30分焼き、裏返してさらに20分焼きます。③少し放置して蒸らすと、甘みがぐっと引き立ちます。竹串がスッと通れば完成です。
焼き芋ブームの歴史を知ろう
そんな焼き芋が今、なんと第4次!ブームだそう。1〜3次ブームはいつだったのか。焼き芋ブームの歴史を見てみましょう。
[第1次ブーム]江戸時代の砂糖が貴重だった頃、甘い焼き芋が人気を博したようです。まだ品種改良や専門店の確立はなく素朴な焼き方が主流でした。
[第2次ブーム]明治時代から関東大震災(1923年)まで、東京の人口が増えたのと安価な焼き芋の需要が高まり、焼き芋専門店が現れ焼き芋が町中で売られるように。当時は主にホクホク系のさつまいもが主流で、この頃から焼き方も工夫され始めました。
[第3次ブーム]1951年から1970年の大阪万博までで、この頃は石焼き芋ブームがありました。石焼き芋屋台や専門店が急増しました。品種改良が進み、食感や甘さのバリエーションも増えていきました。
[第4次ブーム]2000年代から現在も続くもので、しっとり・ねっとり系の品種が人気を集め、スーパーやコンビニでも手軽に買えるようになりました。SNSでの拡散も人気が高まる理由のひとつです。
まとめ
美味しい焼き芋、焼きたても美味しいですが冷やして食べても美味しいんです。甘みが凝縮され、しっとりとした食感に変わりまた違う美味しさになります。冷やすことで、さつまいもに含まれるでんぷんが「レジスタントスターチ」に変化します。これにより食物繊維と同様の働きが生まれ、血糖値の上昇を緩やかにしたり、腸内環境の改善など多くの健康メリットが期待できます。
美味しくて体にも優しい焼き芋、焼き方や食べ方を工夫することで楽しみが広がりますね。ぜひ旬の美味しいさつまいもが手に入りやすいこの時期お試しくださいね。


  
  
  
  