ドイツ生まれのお菓子シュトーレン

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クリスマスが近づいてきた今日この頃、気になっているちょっと大人の味わいのクリスマスのスイーツがあります、それは『シュトーレン(stollen)』。近年、人気が高まっているということで今回はシュトーレンの魅力に迫ってみたいと思います。

シュトーレンの魅力

シュトーレンは、ドイツ発祥のクリスマス時期限定のお菓子で、たっぷりのバターと洋酒漬けドライフルーツ、ナッツを生地に練り込んで焼き上げた、贅沢な“熟成型”スイーツです。表面には真っ白な粉砂糖が厚くまぶされており、この砂糖がラップのような役割をして、生地の水分と風味を守りながら日ごとに味を深めてくれます。

一般的なケーキと違って、「買ってすぐが食べごろ」ではなく、少しずつスライスして変化を楽しむことを前提で作られているため、1本を長く楽しみたい方や、クリスマスまでの“カウントダウンおやつ”として食卓に置きたい方にぴったりです。また、サイズや価格帯のバリエーションも増えてきており、プチサイズで気軽に試せるものから、大人向けの本格派まで選択肢が豊富な点も、近年人気が高まっている理由のひとつです。

シュトーレンの歴史と由来

シュトーレンの歴史は古く、14世紀のドイツ(ザクセン州・ドレスデン)まで遡ります。始まりは「断食中」の食べ物 。もともとはアドベント(クリスマス前の待降節)という、バターやミルクの使用が禁じられた断食期間に食べるための、味の薄いパンでした。もっと美味しいシュトーレンが食べたいと願った領主がローマ教皇に手紙を出し、特別にバターの使用が許可されました。これにより、現在のようなリッチで濃厚な味わいへと進化しました。シュトーレンは、クリスマスの4週間前の日曜日(アドベント)から、クリスマス当日まで、毎日少しずつスライスして食べるのが伝統的な習慣です。

独特の細長く丸みを帯びた形と雪のような粉砂糖は、「おくるみに包まれた幼子イエス」を象徴しているとされ、クリスマスの宗教的な意味合いとも深く結びついています。中世の時代から、クリスマスを待ちわびる人々の祈りと知恵が詰まった特別な伝統菓子です。

味わいの特徴と楽しみ方

味わいの最大の特徴は、ドライフルーツとスパイス、バターのコクが一体になった濃厚さと、日ごとの熟成による風味の変化です。焼き上がりから時間が経つほど、生地にフルーツの香りと洋酒がなじみ、しっとり感と奥行きが増していきます。楽しみ方としておすすめなのが、「1日1〜2切れ」を目安に薄くスライスして味わうスタイルです。

ドライフルーツやナッツやスパイス、マジパン(アーモンドと砂糖を練り合わせたもの)入りのものなど材料もお店によって違い、チョコ味や抹茶味、チョコやナッツがコーティングに使われているものなど、味わいも様々なのでお好みのものを探してみてくださいね。ブランデーやラム酒といった洋酒が使われているものはドライバーさん、お子様はお気をつけください。

❄️こだわり粉屋:お酒、シナモンが使われていないのでお子様やシュトーレンが初めての方にも。国産小麦やこだわりの素材で作られています。


❄️オーセントホテル小樽:販売から22年の歴史のある商品。クリスマスのギフトやお歳暮にもおすすめです。


❄️グラハムバンズ:抹茶、ショコラ、和栗などいろいろな味を食べ比べしてみたい方におすすめです。


※価格や在庫状況は、2025年12月12日時点の情報であり、変更される場合があります。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

賞味期限と保存方法

シュトーレンは時間をかけて食べるのが一般的ですが、商品によって賞味期限にばらつきがあるので購入前に確認しておくことをおすすめします。

🎄美味しくいただくための保存方法

  • 高温多湿の日本では冷蔵保存がおすすめです。食べきれない分は1ヶ月を目安に冷凍保存をしておくと良いでしょう。
  • 乾燥・カビを防ぎ、美味しさを保つために真ん中からカットし、残りの2つの切り口をぴったりと密着させてラップに包みます。匂い移りを防ぐために密閉容器に入れて保存しましょう。
  • 冷凍保存する場合は1枚づつスライスしてラップで包み、密閉容器入れて保存を。食べる際は自然解凍がおすすめです。

シュトーレンと一緒に味わう飲み物たち

シュトーレンは甘さとコクがしっかりあるため、飲み物は「甘さを引き立てつつ、口の中をリセットしてくれる」ものを選ぶと相性が良くなります。

☕️定番のコーヒーは、深煎り〜中深煎りのブラックやカフェオレにすると、バターとナッツの香ばしさとよくマッチします。

☕️紅茶派には、アールグレイやアッサム、クリスマスティーなど。 牛乳や豆乳もお子様や素材の味をストレートに楽しみたい方におすすめ。バターのこってり感を優しく抑え、ホッとする味わいにしてくれます。

☕️アルコールと楽しむなら、グリューワイン(ホットワイン)や、芳醇な香りのラム・ブランデーを少量添えると、洋酒漬けフルーツの香りが一層引き立ち、クリスマスの雰囲気が一気に高まります。